代表者紹介

代表者:小泉達勇

資格:薬剤師(明治薬科大学薬剤学科緒方研究室卒)、経営学修士(MBA)

所属学会:日本アプライドセラピューティクス学会、日本ジェネリック医薬品・バイオシミラー学会

メッセージ:

国民医療費の抑制が課題になっていますが、ジェネリック医薬品は、国や患者さんの医療費抑制の為だけでなく、患者さんの服薬コンプライアンスの維持の為にも有効な医薬品です。ブランド医薬品と同じように開発製造されています。是非医師や看護師、薬剤師等の医療関係者に、もっと知ってもっと利用してもらいたくサイトを立てました。

このサイトの一覧を見ながら一緒に考えてもらいたい点は以下です。そもそもブランド医薬品と同等とされるジェネリック医薬品ですが、ジェネリック医薬品は、価格だけでなく、添加物、薬の印字、大きさ等、製薬メーカー毎に違いが見られ、より患者さんの利便性の向上とともに間違いなく服用してもらうための工夫も少なくありません。

一部の医療関係者から、ジェネリック医薬品は添加物が違う、臨床試験をしていない、メーカーが信用できない等の批判を受けますが、それは基本的には誤解です。現在多くのブランド医薬品の剤形変更体もジェネリック医薬品と同じように開発製造されています。添加物も途中で変更することもあります。同じなのは、あくまでも基準です。製造された薬はロット内で同等、ロット間で同等です。有効成分、添加物、製剤された医薬品の基準は、日本薬局方や、医薬品添加物規格にちゃんと記載があります。また、ブランド医薬品でさえ、治療学的同等性が担保されているからこそ、最初の臨床試験の結果を、後から開発製造された剤形の添付文書に掲載しています。現在はブランド医薬品メーカーがジェネリック医薬品を開発製造するし、逆に、ジェネリック医薬品メーカーがブランド医薬品を製造する時代で、垣根が本当にわかりません。

確かに、昨今、特に、ジェネリック医薬品メーカーの不祥事が目立ち、流通が滞っていますが、その原因の一つはジェネリック医薬品メーカーの品目が多いからです。私が2021年に調べた所、製薬協加盟のジェネリック医薬品も扱う、ブランド医薬品メーカーは、品目が多くても200-300品目あり、JGA加盟のブランド医薬品も扱う、ジェネリック医薬品メーカーは、品目が多くても800程度あり、ジェネリック医薬品メーカーの方が扱う品目が多いので、不祥事があると目立ちがちです。ちゃんと製造して欲しいのと、流通を混乱させて欲しくないのは、私も同感です。だからといって、不祥事があると、全てダメだとするのもおかしいことです。

さらに、今は多くの都道府県の公立病院で採用のジェネリック医薬品は公開されています(厚生労働省 後発医薬品(ジェネリック医薬品)の品質などについて~医療関係者の皆様へ~)。是非参考にして下さい。一部のマスコミの偏向報道にだまされないようにして下さい。医療関係者はあくまでも自分の目で確かめましょう。

あと、私は薬物動態が好きで勉強してきている中で、製薬メーカーからの基礎情報が少なく未だにどうしても特徴づけが完了しない医薬品があるとか、医薬品の定常状態や遊離濃度とかそういうことが大事な情報のはずだがそんな話は一部の薬剤師としか話ができない。一部の医療関係者がジェネリック医薬品のことを揶揄する中で、単回投与のときだけ大問題にするのはとても不思議で憂えています。

最後に、実はこの会社は3社目です。同じことをするのに1年で3回起業しました。この企画を考えたのは大学院時代ですが、教員に騙され、見積もりを確認していないものを押し売りされ、騙され反〇(金属屋)と起業させられました。勝手にお金を使われて、払えないなら株よこせって言われました。変でしょ。なので2回潰しました。原因になった、反〇が出入りする大学院には二度と行きません。中小企業診断士とも二度と仕事をしません。そんなことがあっても、世の中の為になりたくて、このサービスを始めた気持ちは変わりません。あくまでも、忙しい医療関係者に対して、薬剤情報のサポートをしたいと思っています。10年くらいはこのサービスを続けてみようと思っています。宜しくお願い致します。