| 薬効分類 | 剤形 | 成分名 | 品名(先発品名／代表的な品名) ※規格・メーカー名は除く |
妊娠・授乳に対する添付文章上の記載(禁忌記載であれば赤色とす) |
| 抗ヘルペスウィルス薬 | 注射用剤 | ビダラビン | アラセナ−A点滴静注用 | 妊婦：治療上の有益性が危険性を上回る場合のみ、授乳婦：授乳の継続か中止を検討 |
| 注射用剤・キット | アシクロビル | ゾビラックス点滴静注用 | 妊婦：治療上の有益性が危険性を上回る場合のみ、授乳婦：授乳の継続か中止を検討 | |
| 抗サイトメガロウィルス(CMV)薬 | 静注用剤 | ガンシクロビル | デノシン点滴静注用 | 妊婦：投与しない、授乳婦：授乳は避ける |
| 注射剤 | ホスカルネットナトリウム水和物 | 点滴静注用ホスカビル注 | 妊婦：治療上の有益性が危険性を上回る場合のみ、授乳婦：授乳は避ける | |
| 注射剤 | レテルモビル | プレバイミス点滴静注 | 妊婦：治療上の有益性が危険性を上回る場合のみ、授乳婦：授乳の継続か中止を検討 | |
| 抗RSウィルス薬 | 注射剤 | パリビズマブ(遺伝子組換え) | シナジス筋注液 | |
| 抗インフルエンザウイルス薬(ノイラミニダーゼ阻害薬) | 注射剤 | ペラミビル水和物 | ラピアクタ点滴静注液 | 妊婦：治療上の有益性が危険性を上回る場合のみ、授乳婦：授乳の継続か中止を検討 |
| SARS-CoV-2感染症治療薬(抗SARS-CoV-2モノクローナル抗体) | カシリビマブ(遺伝子組換え)・イムデビマブ(遺伝子組換え) | ロナプリーブ注射液セット | 妊婦：治療上の有益性が危険性を上回る場合のみ、授乳婦：授乳の継続か中止を検討 | |
| ソトロビマブ(遺伝子組換え) | ゼビュディ点滴静注液 | 妊婦：治療上の有益性が危険性を上回る場合のみ、授乳婦：授乳の継続か中止を検討 | ||
| チキサゲビマブ(遺伝子組換え)・シルガビマブ(遺伝子組換え) | エバシェルド筋注セット | 妊婦：治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与、妊婦：治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討 | ||
| SARS-CoV-2感染症治療薬(RNAポリメラーゼ阻害薬) | 注射用剤 | レムデシビル | ベクルリー点滴静注用 | 妊婦：治療上の有益性が危険性を上回る場合のみ、授乳婦：授乳の継続か中止を検討 |
| 抗HIV薬｟HIVインテグラ―ゼ阻害薬(INSTI)｠ | 注射剤 | カボテグラビル | ボカブリア水懸筋注 | 妊婦：治療上の有益性が危険性を上回る場合のみ、授乳婦：授乳は避ける |
| 抗HIV薬｟非ヌクレオシド系逆転写酵素阻害薬(NNRTI)｠ | 注射剤 | リルピビリン | リカムビス水懸筋 | 妊婦：治療上の有益性が危険性を上回る場合のみ、授乳婦：授乳は避ける |
*エバシェルド筋注セットについて、薬効分類上は、「ワクチン類」ですが、実務上、「抗ウィルス剤」の分類に入れます。