注射用薬 病原生物に対する医薬品 主としてグラム陽性・陰性菌に作用するもの 一覧

薬効分類 剤形 成分名 品名(先発品名/代表的な品名)
※規格・メーカー名は除く
TDMの有無
妊娠・授乳に対する添付文章上の記載(禁忌記載であれば赤色とす)
広範囲ペニシリン系薬 注射用剤 アンピシリンナトリウム ビクシリン注射用   妊婦:治療上の有益性が危険性を上回る場合のみ、授乳婦:授乳は避ける
広範囲ペニシリン系薬(緑内障症にも有効) 注射用剤・キット ピペラシリンナトリウム ペントシリン注射用   妊婦:治療上の有益性が危険性を上回る場合のみ、授乳婦:授乳は避ける
注射用第一世代セフェム系 注射用剤・筋注用剤・キット セファゾリンナトリウム水和物/セファゾリンナトリウム セファメジンα注射用   妊婦:治療上の有益性が危険性を上回る場合のみ、授乳婦:授乳は避ける
注射用剤 セファロチンナトリウム コアキシン注射用   妊婦:治療上の有益性が危険性を上回る場合のみ
注射用第二世代セフェム系 筋注用剤・静注用剤・キット セフォチアム塩酸塩 パンスポリン筋注用   妊婦:治療上の有益性が危険性を上回る場合のみ
筋注用剤・静注用剤・キット セフメタゾールナトリウム セフメタゾン筋注用   妊婦:治療上の有益性が危険性を上回る場合のみ
注射用剤 セフミノクスナトリウム水和物 メイセリン静注用   妊婦:治療上の有益性が危険性を上回る場合のみ
静注用剤・キット フロモキセフナトリウム フルマリン静注用   妊婦:治療上の有益性が危険性を上回る場合のみ
注射用第三世代セフェム系 注射用剤 セフォタキシムナトリウム セフォタックス注射用/クラフォラン注射用   妊婦:治療上の有益性が危険性を上回る場合のみ
筋注用剤 セフメノキシム塩酸塩 ベストコール筋注用/ベストコール静注用   妊婦:治療上の有益性が危険性を上回る場合のみ
静注用剤 セフタジジム水和物 モダシン静注用   妊婦:治療上の有益性が危険性を上回る場合のみ、授乳婦:投与は慎重に行う
静注用剤・キット セフトリアキソンナトリウム水和物 ロセフィン静注用   妊婦:治療上の有益性が危険性を上回る場合のみ、授乳婦:乳児等の状態を観察しながら慎重に行う
静注用剤 ラタモキセフナトリウム シオマリン静注用   妊婦:治療上の有益性が危険性を上回る場合のみ
注射用第四世代セフェム系 セフェピム塩酸塩水和物 注射用マキシピーム   妊婦:治療上の有益性が危険性を上回る場合のみ、授乳婦:授乳は避ける
静注用剤・キット セフォゾプラン塩酸塩 ファーストシン静注用   妊婦:治療上の有益性が危険性を上回る場合のみ
アミノグリコシド系薬⦅抗緑膿菌作用(+) 注射剤・注射用剤 ジベカシン硫酸塩 パニマイシン注射液/注射用パニマイシン   妊婦:投与しない
注射剤 ゲンタマイシン硫酸塩 ゲンタシン注 TDM対象薬 妊婦:治療上の有益性が危険性を上回る場合のみ、授乳婦:授乳は避ける
ホスホマイシン 静注用剤 ホスホマイシンナトリウム ホスミシンS静注用   妊婦:投与しない
注射用カルバペネム系 注射用剤・キット メロペネム水和物 メロペン点滴用   妊婦:治療上の有益性が危険性を上回る場合のみ、授乳婦:授乳は避ける
注射用剤・キット ビアペネム オメガシン点滴用   妊婦:治療上の有益性が危険性を上回る場合のみ、授乳婦:授乳は避ける
注射用剤・キット ドリペネム水和物 フィニバックス点滴静注用   妊婦:治療上の有益性が危険性を上回る場合のみ、授乳婦:授乳の継続か中止を検討
注射用剤・筋注用剤・キット イミペネム水和物・シラスタチンナトリウム チエナム点滴静注用   妊婦:治療上の有益性が危険性を上回る場合のみ、授乳婦:授乳の継続か中止を検討
注射用剤 パニペネム・ベタミプロン カルベニン点滴用   妊婦:治療上の有益性が危険性を上回る場合のみ、授乳婦:授乳の継続か中止を検討
β-ラクタマーゼ阻害薬配合剤 静注用剤・キット スルバクタムナトリウム・セフォペラゾンナトリウム スルペラゾン静注用   妊婦:治療上の有益性が危険性を上回る場合のみ、授乳婦:授乳は避ける
静注用剤・キット スルバクタムナトリウム・アンピシリンナトリウム ユナシン-S静注用   妊婦:治療上の有益性が危険性を上回る場合のみ、授乳婦:授乳は避ける
静注用剤・キット タゾバクタムナトリウム・ピペラシリンナトリウム ゾシン静注用/ゾシン配合点滴静注用   妊婦:治療上の有益性が危険性を上回る場合のみ、授乳婦:授乳は避ける
注射用剤 タゾバクタムナトリウム・セフトロザン硫酸塩配合 ザバクサ配合点滴静注用   妊婦:治療上の有益性が危険性を上回る場合のみ、授乳婦:本剤投与中は授乳を避けるか授乳中の薬剤投与を避ける